かねてより、青森・函館商工会議所青年部（以下YEG）では、定期的な交流と青函の歴史・経済・文化等の共通認識と理解を深めることを目的に、毎年、青森市と函館市で交互に開催地を入れ替えながら青函合同例会を開催していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和２年度以降、同例会の中止を余儀なくされていました。
　このような中、去る10月14日、アートホテル青森において、両YEGにより、第18回目の標記合同例会を３年振りに開催し、青森YEGから丸山会長はじめメンバー38名、函館 YEG から富樫会長はじ
めメンバー21名が参加しました。
　当日は、「私たちの暮らす地域「青函」はこんなところだ！自慢大会」と題し、青森YEG遠藤委員及び函館YEG今井副委員長より、それぞれの地域の魅力を説明するプレゼンテーションを行った後、出席者によるテーブルディスカッションが行われ、青函周遊観光プランの造成に向け、活発な意見交換がなされました。引き続き開催された懇親会では、クイズ大会が催され、３年間の空白を取り戻すかのような大きな盛り上がりを見せる等、青函YEG の絆を深める機会となりました。
　また、函館YEGメンバーは、14〜15日の日程で、特別史跡三内丸山遺跡のほか、あおもり北のまほろば歴史館、ねぶたの家ワ・ラッセ等、青森の主要観光施設を視察し、縄文遺跡を起点とした周遊観光ルートのヒントを探る等、今後の青函交流の活性化や、周遊観光プランの造成に期待の持てる視察旅行となりました。

青函合同例会の様子
～周遊観光プランについて考える青年部メンバー～

青森視察旅行の様子
～特別史跡三内丸山遺跡にて記念撮影～