函館YEGとは

函館商工会議所青年部 令和3年度 基本方針

 人口減少が加速する転換期の中、新型コロナウイルスの感染拡大が大きく影響し、経済の悪化に拍車がかかりました。数年前に現在の状況を予想出来たでしょうか。あたり前のことが出来ず普段の生活の有難さを知るところとなりました。
 しかし、現在、私たちは制限がある中での活動を続けると共に、現状をしっかりと受け止め、アフターコロナを見据えピンチをチャンスに変えるための準備へシフトしていかなくてはなりません。
 また、2022年、函館商工会議所青年部は創立20周年を迎えます。先輩方々の取り組みや想いをしっかりと引き継ぐと共に、「新しい生活様式」を融合させた事業の取り組みを通じて、新たな価値を創造して参ります。
 そして、我々青年部は、活動を通じて各々が成長することが必ず地域の成長へ繋がってゆくことを確信し、目先の成果に囚われることなく、中長期的な構想と柔軟な発想を常に持ち地域経済の発展に繋がる活動を続けて参ります。

会長 富樫 孝樹

  • 1市民参加型事業の推進

     地元の方々が参加し楽しめる事業の推進を目指します。「はこだてカルチャーナイト」、「函館ペリーボート競漕」、「プロスポーツ団体等による学校訪問プロジェクト」など、学生や子供達を中心に家族全員で多数参加できる事業を推し進め、市民が魅力を感じる企画、運営を通じ、函館の魅力を国内外へ発信しアフターコロナの訪日旅行客誘致促進を図ります。

    ▲「函館カルチャーナイト」の様子
  • 2点を線で結ぶ観光プランの提案

     「地域文化を見て学ぶ」、「体を動かし体験する」、「道南の豊富な食材を味わう」。点在する観光資源を線で繋げ周遊を促す滞在型広域観光に加え、スポーツイベントと観光を組み合わせたスポーツツーリズム等、青年部として独自の提案を行って参ります。

  • 3函館マラソン大会の拡充とスポーツイベントによる地域活性化

     青年部として、函館マラソン大会の将来的な1万人規模への拡大を見据え、現状に合った企画の提案、かつ、安心・安全な大会運営へ向けた体制を整え、協力して参ります。また、その他スポーツイベントを通じて道南・函館の活性化に繋がる事業の支援を行って参ります。

    2019 函館マラソン
    ▲函館マラソンの様子
  • 4会員の掘起と会員拡大

     現在、会員数に対して実働は半数以下の30%~40%です。会員活動率を高めるための取り組み強化を行い、50%以上の活動率を目指します。同時に会員拡大も積極的に行って参ります。

  • 5青年部活動のPR

     青年部活動をHPやメディア、SNSを活用しPRすることにより広く活動を発信します。また、戦略的に対象者を絞り込み、より訴求効果の高いPRも行い、活動への理解を深める情報発信に努めます。

  • 6創立20周年記念事業の企画と運営

     これまで青年部活動に対し、理解をいただき支えて下さった諸先輩や関係者の方々へ感謝の気持ちを込め、記念式典、記念事業、記念祝賀会等を開催します。コロナ禍でも開催可能な企画、準備を行い万全な体制での開催を目指します。

概要

  • 1名称

    函館商工会議所青年部

  • 2目的

    本青年部は、会員相互の親睦と連携を密にし、企業経営者としての研鑽をつみ、企業発展を図ると共に、函館商工会議所の事業活動への参画と及び協力を通じて、地区内における商工業の振興と、地域社会の発展に奇与することを目的とする。

  • 3会員

    函館商工会議所会員事業所の経営者・後継者及び幹部社員とし、満年齢50歳まで(女性はもとより現在議員の方も加入出来ます)

  • 4設立日

    平成15年5月28日

  • 5設立趣意

     函館商工会議所は「商工業者の総合的な改善発達を図り、社会一般の福祉の増進と、わが国商工業の発展に寄与する」ことを目的として、明治28年に設立され、永きに亘り地域の総合経済団体として、重要な役割を担って参りました。
     しかし、21世紀を迎えた今日のわが国経済は、バブル崩壊後の長期低迷から依然脱しきれず、社会全体のシステムもまた、先行き不透明の中で閉塞感を強めております。
     このような混迷の時代に、直面する困難な諸課題に積極果敢に挑戦し、将来にわたる繁栄と発展のために、未来を指向する青年企業人の斬新な視点と俊敏な行動力の結集が、時代的要請として強く求められています。
     社会全体が大きな変革の対応に迫られている今日、かつて変革の節目に未来の繁栄を信じる若者が新しい時代を築き上げてきた歴史に学び、青年企業人自らが未来を見据えた地域づくりに、主体的に発言し行動する極めて重要な時機にあると考えます。
     このような観点から、函館商工会議所ではこの度、次代の地域を担う後継者の相互研鑽の場として、また、青年企業人としての資質向上と会員相互の交流を通じ、企業の発展と豊かな地域社会を築くことを目的として「函館商工会議所青年部」を設立致しました。
     つきましては、以上の趣旨をご理解いただき、次代への先導者としての役割を担い、豊かで住みよい郷土づくりに貢献いただきたく、函館商工会議所青年部へ積極的にご参加下さいますようお願い申し上げます。

  • 6受賞歴

沿革

※下記役職は就任当時のものです

2003年(平成15)5月23日 設立
2003年5月~2005年3月 初代会長
大桃 泰行 (株)竹葉新葉亭 代表取締役
2005年4月~2007年3月 2代会長
折谷 泉 (株)リージャスト 代表取締役
2007年4月~2009年3月 3代会長
河村 祥史 トヨタカローラ函館(株) 代表取締役社長
2009年4月~2011年3月 4代会長
二本柳 慶一 (株)二本柳慶一建築研究所 代表取締役
2011年4月~2013年3月 5代会長
高野 元宏 (株)道水 代表取締役社長
2013年4月~2015年3月 6代会長
須田 新崇 (株)富士サルベージ 代表取締役社長
2015年4月~2017年3月 7代会長
齋藤 利仁 ニューオーテ斎藤(株) 代表取締役社長
2017年4月~2019年3月 8代会長
外崎 浩之 潮産業(株) 代表取締役
2019年4月~2021年3月 9代会長
斎藤 秀司 (株)青函設備工業 代表取締役
2021年4月~ 10代会長
富樫 孝樹 (株)プロテック 代表取締役社長