平成28年度基本方針   会長 齋藤 利仁

長年の悲願であった北海道新幹線開業が現実となり、当地道南函館は数十年に一度ともいえる転機を迎えています。この千載一遇の機会を逃すことなく、地域経済の再生、発展に繋げるため、我々函館商工会議所青年部が担う役割は少なくありません。若手経済人の柔軟な発想と、民間組織ならではの行政の垣根を越えた行動力が、今こそ求められていると考えます。

この大きな転換期に地域の将来のために活動できることを誇りに思い、地域社会の発展に取り組むと同時に、同じ志を持つ仲間との絆を強め、青年部としての活動を行ってまいります。

 

新幹線が開業し、交通の便が良くなれば黙っていても地域経済が好転する訳ではありません。逆に商圏人口が少ない地域がストロー効果によって大都市圏に活力を奪われる例も実在しています。新幹線開業後、仙台圏や将来的に札幌圏に地域の購買力を奪われないためにも、隣県である青森県の主要都市と関係を密にして、商圏人口百万を数える「青函圏」という新たな都市圏を構築する必要があります。津軽海峡を挟んだ交流をビジネス、文化、スポーツ、芸術その他あらゆる方面からその可能性を探るとともに、更に一歩先を見据え、青函圏の購買力がこの地に集まる都市圏の中枢都市になるための戦略を考えます。

 

新幹線開業効果を最大にするためには、人が集まる仕掛けをどれだけ創っていけるかに掛かっていると言っても過言ではありません。その一つが、当青年部が5年前から創設活動に取り組んできたフルマラソン大会です。そしてついに第1回の大会が本年6月26日に開催されます。目標は大会創設から大会の成功へと変わりました。大会の企画から運営に至るまで、実行委員会組織と共にその成功に向けて取り組み、その先の目標である大会継続に向けて活動してまいります。

 

新幹線開業を前に、昨年、待望の大規模コンベンション施設「函館アリーナ」が完成しました。この施設を最大限に生かすため、各種スポーツ大会やイベント、学会などコンベンション誘致の可能性を探ります。また、函館観光の弱点でもある冬場の集客と、ここに住む子供たちに夢を与えるため、アリーナをホームスタジアムとするプロスポーツチームの誘致の可能性も検討してまいります。

 

我々青年部では、「はこだてカルチャーナイト」や「函館ペリーボート競漕」など地域に根差したイベントの主催や運営協力を長年にわたって行ってきました。今後もこれらイベントのより一層の発展、継続に向け引き続き活動し、街の活性化に努めます。また、北海道新幹線開業を内外にアピールする役割も担いたいと考えます。青年部ならではの独自の発想で、新函館北斗開業を全国に発信してまいります。

 

以上、平成28年度函館商工会議所青年部は、これらの大きな目標を掲げ、4委員会体制で地域社会の発展に繋がる結果を求めて活動してまいります。


トラックバック

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメント & トラックバック

コメントはまだありません。